2009年に「数式に記された愛」を立ち上げてからほぼ10年が経過しました。この間にも、企業倒産や解雇などによる生活不安はどんどん増え続けるばかりです。さらに格差により強いものはより強く、弱いものはとことん弱い立場へと追い込まれていく一方です。今の社会システムは、分け合えば足る者を奪い合うことで不足してきた結果、社会不安を生み出してきました。
今の不況を作り出したのは確かに社会システムかもしれませんが、このような社会システムを作り出したのは元とたどれば「人であり人の心」です。たとえ今の不況が改善し景気が良くなったとしても「人の心」が変わらないかぎり希望はもてないのではないでしょうか。
私たちは、今こそ、誰もが自分の心を見つめ直し、忘れかけている人間本来の果たすべく目的に気付くことで、世の中を希望のもてる社会に変革していく必要があると思います。
思想や習慣だけでは、人の心はなかなか動きませんが、世の中のメカニズムから人間本来の果たす役割に気がづくことできたらどうでしょう?
それが、2009年より開催している「数式に記された愛」というイベントです。
このイベントは人の心に希望の光を灯す「愛」をテーマにし、芸術と科学の両方の力を借りて行われる知的アートイベントです。なぜ「愛」を表現するために科学と芸術の両方が必要だったのか?それは芸術の分野で大切にされてきた根幹のメカニズムが、自然科学の分野である数式によって表すことができるからです。
さらにその数式には、「愛」の原型と思われる部分が記述されていることを発見しました。この発見は、私(出嶌達也)自身が音楽家であり発明者であったことが功を奏した結果です。芸術と数式、、、まるで異なった2つの分野から「愛」の大切さを伝えていく手法は、従来の倫理、宗教、哲学などのアプローチとは一線を画すものです。
2019年開催予定の「数式に記された愛」は前回好評だった内容を、引き続きわかりやすく趣向を凝らしたプレゼンテーションや独自性の高いパフィーマンスを行っていこうと思っています。ご期待ください!
(現在、東京都国立市 字フォーラム美術館にて2019年7月20日開催予定で企画が進行中です)http://kunstverein.jp/custom.html
ご参考:数式に記された愛 / 出嶌達也 PV 2016より
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