数式に記された愛:企画書

数式に記された愛:

以下はイベント「数式に記された愛」の企画書です。

長々と文章で書かれていますが一言でいうならば、
この活動の目的は「愛の大切さを伝えていくこと」です。
ご興味あるかたは是非読み進めてください。

これからもぶれのない活動を続けていきたいと思っております。
今後とも皆様のご支援、ご指導をお願い申し上げます。

数式に記された愛(2009年5月30日於けやきホール)

今、世の中では企業倒産や解雇などによる生活不安が増大し、荒んだ空気が満ちあふれています。さらに格差により強いものがより強く、弱いものはとことん弱い立場へと追い込まれていきます。

ずる賢い者は他人を蹴落としてまで自分の利益を考え、真面目で正しい事をしようとする者は報われない。平穏に暮らしてきた人々の中には、いっそ戦争でも起こりこの世が無くなってしまった方がいいのではないかとすら考え始める人もいると聞きます。

これまでは、終末思想をベースにした映画やドラマが人気を博しました。しかし昨年後半から「夢をかなえるゾウ」などの自己啓発本や、今年は大河ドラマでも愛をテーマにしたドラマが制作され「愛」がキーワードになってきていると思われます。これは人間の修正感覚によるより戻しであり自然な流れです。

そこで、出嶌達也が昨年書き上げた小説を元に「愛」や「進化」のメカニズムが実は数式で表すことができ、それは人間だけでなく自然科学の中にあるものだということをテーマに、「まだこの世も捨てたもんじゃない」というメッセージを送りたいと思い、このイベントを企画しました。

補足

愛というと男女の愛などを彷佛しますが、私の表現したい愛とは「相手の気持ちをわかってあげる」「相手に譲る」という単純なものです。昔から多くの人々が愛の大切さを訴えてきましたが、今回は、数式に記されていた愛の原型を発見し、それを表現するという試みがいままでと一線を画すものであると考えています。

反響

イベント<数式に記された愛(2009.5.30)>アンケートより抜粋したものをご紹介です。

  • 愛について、じっくりと考えてみたいと思いました。(40代 男)
  • 数式と世の中が関連づけられることにも驚き、参考にしてみようと思います。(20代 女)
  • 芸術からのアプローチ方法をもっと知りたかったです。(20代 女)
  • 両手タッピング奏法が素晴らしかったです。(40代 男)
  • 少し難しかったですが、何よりも愛を積み重ねることが大切とわかりました。(40代 女)
  • きちんと理解できませんでしたが、興味深かったです。曲が好きです。(20代 女)
  • 以前に読んだカオスの本を思い出しながら、そんな見方もできるものかと思い、たいへん興味深かった。でもどの位の人に理解されたのでしょうね。(60代 男)
  • 生きにくい時代を生き抜くヒントがあったように思います。楽しく見させてもらいました。(30代 男)
  • 音楽の分野で数学的なアプローチが出来るおもしろさが非常に興味を持ちました。(20代 男)
  • 素晴らしい一日をすごせました。(50代 男)
  • 音楽の新しい試みだと思いました。チラシが素敵でした!又見たいです。(30代 女)
  • 数式の意味が分かったようで分かっていないかもしれません。すみません。心安らぐよい曲でした。ありがとうございました。(40代 男)
  • 身につまされる気がして、死にそうでした。(笑)(40代 女)
  • パソコンに興味があり、フラクタルやカオス理論を聞いたことがあったが、それが愛や自然の摂理ともつながるんだという新たなおどろきを感じた。本質は 結果ではなく過程にある。(30代 男)

数式に記された愛II(2010年9月4日於けやきホール)

2009年は百年に一度の未曽有の不況と呼ばれ、企業倒産や解雇などによる生活不安がどんどん増え、自殺者は12月を待たずに3万人を超えました。今の社会のシステムは、自己の利益ばかりを追及するあまり、思いやりを忘れ、開拓意欲にも乏しく、希望を失いつつあります。

今の不況を作り出したのは確かに社会システムかもしれませんが、このような社会システムを作り出したのは元とたどれば「人であり人の心」です。たとえ今の不況が改善し景気が良くなったとしても「人の心」が変わらないかぎり希望はもてないのではないでしょうか。

私たちは、今こそ、誰もが自分の心を見つめ直し、忘れかけている人間本来の果たすべく目的に気付くことで、世の中を希望のもてる社会に変革していく必要があると思います。

思想や習慣だけでは、人の心はなかなか動きませんが、世の中のメカニズムから人間本来の果たす役割に気がづくことできたらどうでしょう?それが、昨年より開催した「数式に記された愛」というイベントです。

このイベントは人の心に希望の光を灯す「愛」をテーマにし、芸術と科学の両方の力を借りて行われる知的アートイベントです。なぜ「愛」を表現するために科学と芸術の両方が必要だったのか?それは芸術の分野で大切にされてきた根幹のメカニズムが、自然科学の分野である数式によって表すことができるからです。

さらにその数式には、「愛」の原型と思われる部分が記述されていることを発見しました。この発見は、私自身が音楽家であり発明者であったことが功を奏した結果です。音楽と数式、、、まるで異なった2つの分野から「愛」の大切さを伝えていく手法は、従来の倫理宗教哲学などのアプローチとは一線を画すものです。

今回は昨年好評だった内容を、引き続きわかりやすく趣向を凝らしたプレゼンテーションや独自性の高い音楽ライブを行っていこうと思っています。

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